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第九の思い出


ちょっとテレビをつけたらN響アワーで第九をやっていた。

私にとって、とても思い出深い曲だ。
大学時代、大学の大合唱の伴奏をしていた。
大合唱は当時、毎年の暮れの読売交響楽団の第九に乗っていた。

伴奏は大学3年のピアノ科の女子と決まっていた。
音大は男子が少ないので、一人でも多く歌わなければならない。
ピアノ科も弦管打楽器も男子は全員駆り出される。
女子は声楽科だけで間に合う。

しかも、だいたいは合唱部のピアニストが弾くことになっているのだが、
私は合唱部とは縁もゆかりもないのに
なぜか知らない人から電話があり、頼まれた。

「今年は外人の指揮者だから勉強になるわよ。」と言われ。。。
日本人と外人の指揮者が一年おきに替わるのだ。
それから、
「大合唱のピアニストをした人は、将来出世するというジンクスがあるのよ。」とも。
すごく説得されたような気がする。

その年は、クルト・マズアさんだった。
ライプチヒ・ ゲヴァントハウスオーケストラの指揮者で、
のち、ベルリンの壁が崩壊したとき、やはり第九の指揮をした方である。

彼の指揮で弾いた時は、大興奮だった。
でも、必死であまり良く覚えていない。
が、一度、拍の頭か、その音を振っているのかわからず、変なところで音を出したら、
「おもしろい弾き方するね。」と言われたのは覚えている。
当時は、指揮の見方がわからなかったのだ。

あ〜、でも素敵だったな〜♪

それから、演奏で初めてギャラ、というものを頂いたのも第九。
大合唱の伴奏をしているということで大学の演奏部に呼び出され、
アマチュアの合唱団で、今日の練習ピアニストがいないので今晩来てほしい、
というもの。
初めて4,000円頂いた。
嬉しかった〜。

読響のマネージャーの方ともお知り合いになり、
あのバリトン歌手!ヘルマン・プライの伴奏の譜めくりもさせて頂いた。
東京公演は3回あったので、いろいろお話が出来て嬉しかった。
テレビでしか見たことのないプライ氏は、やはり美声で、紳士だったな〜。
ピアニストはミヒャエル・クリストという当時若手の方だったが
手が大きくて、鍵盤の上で指先が余り、指を折って(丸めて)弾いていた。
大きすぎても苦労するのだな、と思った。

第九を聴くと、そのころの一連の風景が蘇ってくる。

青春の一ページかな・・・
ん? 何十年前のはなしだろ・・・
で、ジンクスはあたったかって?
出世はしていないけれど。
でも・・・今もピアノを弾いていられるのはそのお陰なのかしら?

2007-06-17 22:11 | コメント(3) | トラックバック(0)

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コメント


ちょび太ママさんからのコメント

ご無沙汰しています。先月うちの龍之介が海デビューしてからもう1ヶ月たってしまいましたね。
その節はお世話になりました。その後彼のやんちゃ度は急上昇で、毎日ママのTシャツは泥だらけです。ただ、あんなに海が気に入ったのに、ホースから出る水は苦手なんです。どなたかおとなしくなる方法を教えてください。
 さて、第九のお話。いい思い出ですね。私もいつか合唱で参加したいです。先日サントリーの1万人の第九の合唱の募集を見ました。今年は無理だけど、機会があったらやってみたいです。

2007年06月18日 21:18



ちょび汰さんからのコメント

おっ、やっと登場しましたね。>ちょび汰ママさん
昨日はご馳走様でした。
私も、第九は思い出があるなぁ。やっぱり、有名だし、弾き応えがある。
どの旋律も素敵で、こんなに素敵な曲だったのか・・・と。
(大抵、合唱が入るところしか流れないじゃない?)
しかも、みなとみらいホールという大ホールで弾いたので、
かなりいい気分だった。響きは最高だし幸せいっぱい=^-^=うふっ♪
そういえば、小学生のころ、お風呂で読める本の中に第九の歌詞がドイツ語で載っていて、
覚えた記憶がある。かなり、覚えたんだけどなぁ・・・。
今じゃ、発音が違いすぎて笑われるだけだけど・・・(^_^?
なんにせよ、信頼を得るって言うのはどの世界でも大変なんだね。
どんな仕事でも、勉強しないでいたら、信頼もなにもない。
日々勉強だなぁと反省しつつ、音楽も楽しめるようになりたいなぁ・・・。
今日は、久しぶりのレッスンだった。良い感じの先生だったから、
続きそうな予感。とにかく、楽しく弾きたいのだ(。^。^。)
新たな一歩で、がんばろーっと。。。。(o≧∇≦)♪

2007年06月19日 00:16



ゆ〜さんからのコメント

ちょび汰ママさん、初コメントありがとうございます。
大きくなった龍ちゃんに会いたいなあ〜。
また、海デートしましょう!
いつか合唱にチャレンジしてくださいね。
サントリーホールで、なんて、良い思い出になるわ。

ちょび汰も良い思い出があるのね。
みなとみらい、良いねえ。
私も、その読響の本番の時は、もちろんピアノはないので、
客席で聴いていたのだけれど、
本番に乗れたら、どんなに嬉しいだろうと、舞台の上の人が羨ましかったな。

ドイツ語の歌詞かぁ・・・
ちょび汰の発音は天才的だから聞きたいっ(笑)

レッスン、良かったね。
やる気にさせてくださる先生が一番!
楽しめるようになるといいね。

2007年06月19日 00:54


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