月別アーカイブ 2008年03月
アルド・チッコリーニ
すごいのです!
とにかく、感激!
26日、彼の演奏会を聴きに行きました。
すみだトリフォニー、
曲目は、シューマンとラフマニノフのコンチェルト第2番。
ピアノコンチェルトを一晩で二曲は珍しい。
しかも、彼は1925年生まれ82歳。
私は若い時のスカルラッティのソナタのレコードを持っているのですが。
小気味のよい印象があったのだけれど、
生の演奏は聴いたことがなかったのです・・・
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一曲目のシューマンは、ちょっとゆっくり目に始まる。
テーマも緩徐楽章のように丁寧に歌う。
遅めだけれど、タッチは確実。
歌も美しい。
終楽章も16分音符がすべて聴こえる。
ある意味、一番弾きにくいテンポかもしれない。
確実な中に深みがある。
弾き飛ばす、ということはまずない。
若者にはできる芸当ではない!
それでも、歳を取ったので、手堅く弾いているのかな?
と思ったのだけれど・・・
休憩後、シベリウスの交響詩「タピオラ」のあと、
ラフマニノフが始まる。
ぐいぐい引っ張られ、次へ次へと引き込まれる。
ゆっくり感はまるでない。
深い響き、情緒豊か、感情たっぷり。
どんなに速いパッセージもすべて聴こえる。
まさに、ラフマニノフ!
私も本番やったことのある曲なので、
楽譜も一緒に見えてくるし、
苦労した場所、気持ちの良かったところなど、
自分のいろいろな気持ちもまざり、
涙が溢れそうになった。
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彼の音楽には衰えなんてないのです!
そして、会場は緊迫感に包まれていました。
終わってからも拍手は鳴り止まず、
一緒に行った人たちとも一言もしゃべらず、
ただ、手を叩き続けました。
(こんなに叩いたの初めて!!)
言葉なんていらなかったのです。
あまりの鳴り止まぬ拍手に、
ラフマニノフの終楽章の後半からアンコール・・・
あまり一生懸命に聴いたので、立ち上がった時、
疲れてしまった自分にもビックリ!
チッコリーニに乾杯して、ほろ酔い気分で帰ったのは
言うまでもありません。
2008-03-27 23:09 | コメント(2) | トラックバック(0)
「ラ・カンパネラ」の顛末
今日、1ヶ月ほど前に頼まれた「ラ・カンパネラ」の本番でした。
といっても、結婚式で弾いて、というもの。
新郎新婦がフジコ・ヘミングのファンというこで、
音楽事務所は、結婚式場から「ラ・カンパネラ」を弾けるピアニスト
という以来を受けたらしいのです。
回り回ってきた仕事のようです。
レパートリーではないけれど、譜読みはしてあったので、
よいチャンスと思って受けたのです。
簡単に「弾く」といっても、この曲は大曲、というか、
音の跳躍が広くとてもこわい曲。
しかも、1ヶ月で仕上げるのはなかなか大変なこと。
間に別の演奏会もあったし。
それでも、寸暇を惜しんで練習しました。
そのうち、入場の音楽、ケーキカット・・・
結婚式お決まりの要所要所の曲も増え(知らない曲が多かったなあ)
さらに、足りないところは任意の曲で。
というのです。
がんばりましたよ!
なかなか良い感じに仕上ってきて・・・・
でも、弾き込みが足りないので楽譜を見ることにしました。
で、今日!
行った途端、事務所の方から、
「今日、カンパネラ弾くかどうかわからないんですよね。」
「はあ〜?」
「人数少ないので、この曲は最後に盛り上がってうるさくなるから、って
夕べから弾く弾かないでずっともめていまして・・・」
「・・・・はあ・・・」
「でも任意の曲って言うから弾いちゃっても良いと思うのですけれど・・・」
そういう問題じゃないでしょう?
何のために私が頼まれたの?
この曲がどんな大変かしってるの?
この1ヶ月のプレッシャーは?
いろいろな思いが巡って、やる気がドッと失せました。
「じゃあ、やめましょう。」
と言ったのですが、そのあと、新婦と会ってお話したら、
やはり弾くことになってしまい、
私の心は上がったり下がったり。
しかも、楽譜を見ることにしたので、練習するときは楽譜の距離と、
手の距離をうまく調整して見る訓練をしていたのに、
アップライトピアノ。
これも、電話で確認した時はグランドです、と言われたのに・・・
わかっていれば、アップライトで練習していったのに!
なんていういろいろな思いを振り切りつつ弾いたのでした。
とりあえず、最後までたどりついたものの、
頭では頑張るのよ、と思っていても、
魂は、もう別のところをさまよっていて戻ってこない。
楽譜は見にくいし、生きた心地がしない・・・
私も、1ヶ月しかないのにこの仕事を受けたこと、
暗譜をしなかったことなど反省もしたけれど、
「弾く弾かない」のショックは大きく、
一瞬で心がズタズタになったのでした。
演奏する、って集中力以外の何ものでもないから。
魂が曲に入って行かないと、空っぽの箱になってしまうのです。
間に入って下さった方は、私のことを気遣ってくださり、
「適当にやって!」
と言ってくださったけれど、
いろいろやってみたけれど、「適当」ができないのです。
傍から見れば、
・弾いたか弾かないか
・間違えたか間違えなかったか
・上手か下手か
という結果としての事実しか見えないけれど、
その背後で、精神的なものの作用が一番大きいと思うのです。
その時間に演奏するために、その日起きた時から、
いや、前の日から・・・と逆算していくと、
すごく長い距離の先にある焦点がその一瞬一瞬に当てられているのです。
今日は、弾いても心が中途半端、
弾かなければ、きっとフラストレーション、
どっちが良かったのかしら?
2008-03-09 00:15 | コメント(3) | トラックバック(0)
八景島シーパラダイス
何年ぶりかしら?
昨日は、夫と二人で遊ぶ日に決めていました。
ドライブにしようか、下町に行こうか、
「船の博物館」で宗谷丸を見たいとか・・・
江の島にお参りしていないから行く?とか・・・
そして・・・朝になったら、突然、
「八景島」になってしまいました。
まりちゃん、ごめんなさい!
一緒にペンギン見よう、と言っていたのに、
先に見ちゃいました。
でも、江の島は一緒に行こうね!
3時頃からナイトペアチケットで入り、
白熊、ペンギン、イルカなどで癒されました。
ショータイムも何度見ても可愛いし楽しいし、凄い!
「ふれあいラグーン」では、動物たちとコミュニケーション
できるのです。
ちゃんと手を洗ってから白イルカを触りました。
硬いのかと思っていたら、ふわふわで柔らかいの・・・
これは初体験!
クジラには目の前で塩を吹かれ顔中びしょびしょ。
でも、かわいいから許しちゃう(笑)
夕焼けの中、ジェットコースターの向こう側の富士山は
本当にきれいでした。
昨日は暖かくて、本当に歩いていても寒さを感じず、
ああ、もう春もそこまで来ているんだな、と感じました。
治ったかな?と思っていた花粉症、
夜、ちょっとクシャミがでて、あれ?危ないかも・・・・
2008-03-01 14:39 | コメント(2) | トラックバック(0)