«「ラ・カンパネラ」の顛末メイン人前で弾く、ということ»

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アルド・チッコリーニ


すごいのです!
とにかく、感激!

26日、彼の演奏会を聴きに行きました。
すみだトリフォニー、
曲目は、シューマンとラフマニノフのコンチェルト第2番。
ピアノコンチェルトを一晩で二曲は珍しい。
しかも、彼は1925年生まれ82歳。

私は若い時のスカルラッティのソナタのレコードを持っているのですが。
小気味のよい印象があったのだけれど、
生の演奏は聴いたことがなかったのです・・・

********

一曲目のシューマンは、ちょっとゆっくり目に始まる。
テーマも緩徐楽章のように丁寧に歌う。
遅めだけれど、タッチは確実。
歌も美しい。
終楽章も16分音符がすべて聴こえる。
ある意味、一番弾きにくいテンポかもしれない。
確実な中に深みがある。
弾き飛ばす、ということはまずない。
若者にはできる芸当ではない!

それでも、歳を取ったので、手堅く弾いているのかな?
と思ったのだけれど・・・

休憩後、シベリウスの交響詩「タピオラ」のあと、
ラフマニノフが始まる。

ぐいぐい引っ張られ、次へ次へと引き込まれる。
ゆっくり感はまるでない。
深い響き、情緒豊か、感情たっぷり。
どんなに速いパッセージもすべて聴こえる。
まさに、ラフマニノフ!

私も本番やったことのある曲なので、
楽譜も一緒に見えてくるし、
苦労した場所、気持ちの良かったところなど、
自分のいろいろな気持ちもまざり、
涙が溢れそうになった。

********

彼の音楽には衰えなんてないのです!
そして、会場は緊迫感に包まれていました。

終わってからも拍手は鳴り止まず、
一緒に行った人たちとも一言もしゃべらず、
ただ、手を叩き続けました。
(こんなに叩いたの初めて!!)
言葉なんていらなかったのです。

あまりの鳴り止まぬ拍手に、
ラフマニノフの終楽章の後半からアンコール・・・

あまり一生懸命に聴いたので、立ち上がった時、
疲れてしまった自分にもビックリ!

チッコリーニに乾杯して、ほろ酔い気分で帰ったのは
言うまでもありません。

2008-03-27 23:09 | コメント(2) | トラックバック(0)

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コメント


Rちゃんさんからのコメント

>あまり一生懸命に聴いたので、立ち上がった時、
 疲れてしまった自分にもビックリ!

なかなかないよね、疲れさせてくれる演奏会。
疲れ果てる演奏会は多いけど・・・・(笑)

さらに「ほろ酔い気分」とは、
さぞや至福の盃だったことでしょう・・・・

いいなぁ〜〜〜〜
いいなぁ〜〜〜〜。

2008年03月28日 01:40



ゆ〜さんからのコメント

Rちゃん

そうね。
久々よ!っていうかいつ以来だろう?
盃のときもため息しか出なかったわね。

行って良かった・・・
その時にそこにいられてよかった・・・
どちらかというと感謝の気持ちでいっぱい!

2008年03月28日 15:27


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