月別アーカイブ 2009年06月
夢
光彦さんと私は海からの散歩からの帰りだった。
最後の黄色いポールのある角を曲がろうとしたら
セブンイレブンの通りから大きな茶色の犬を連れたご婦人が・・・
あっ!!
ふとした瞬間、彼女の手から犬をつないだままリードが外れ、
犬は私たちの家の方に走り出した。
彼女は、
「すみません!捕まえてください!!」
と叫んだ。
まだ退院して間もない光彦さんが捕まえようと全力疾走!
追いついて、わが家の庭の中で犬ともみあいになった。
そこにマルシュが突然走ってきて、さらにくんずほぐれず。
三者は乱れ合い、呆気にとられ茫然とする私。
・・・!
次の瞬間には、何事もなかったように光彦さんは立ち上がり、
マルシュはくわえていたリードを渡そうと、私をじっと見つめる。
つながれた一回り大きいその犬も静かになっている。
マルシュの頭の毛が乱れて立っていた。
そのリードを私が取りにいくと、マルシュは耳元で囁いた。
はっきりした日本語だった。
「ありがとう・・・。
おにいちゃんをよろしくね。」
(注)おにいちゃんは光彦さんのこと。
私はマルシュの逆立った頭の毛をなでて直し、
ギュッと抱きしめてから
そのご婦人に犬付きのリードを渡した。
________
夢はここで終わる。
リアルな夢だった。
私は普段爆睡していて、ほとんど夢は見ない!
と言っていいほど夢の記憶がない。
その私がこんなにはっきり、
どこで、誰が何をしたかをカラーで覚えているなんて!
マルシュが
「これで本当に天国にいくね!」
って挨拶に来たのかな?
この夢を思い出すたびに涙が出てくる。
マルシュ、ありがとう!
2009-06-19 11:15 | コメント(2) | トラックバック(0)
ガイアの夜明け
先日、ちょっと触れましたが、
くすやまホールのオーナー光彦さんは
77日の入院生活を終え、6月3日に無事退院しました。
これはずーっと内緒にしておこうと思っていたのですが、
そうもいかなくなり、ここでお話しておこうと思います。
病名は、糖尿病からの閉塞性動脈硬化症による、足先の潰瘍。
去年も、詰まった左大腿部の動脈を通すため、
3週間の入院で、ステントを入れるカテーテル治療(手術)
それでも、足先に血液が行かなくなり、
壊死すれば、足指の切断は免れない、と言われ、
なんとか回避したいとの思いで、
ちょっと小耳に挟んだ「幹細胞移植」をしてほしい、と懇願。
念願かなって、日本医科大学の宮本正章准教授に
治療をお願いすることになりました。
「自己骨髄幹細胞による血管新生療法」
と言って、自分の骨髄液を取り出し、それを足の筋肉に注射して
毛細血管を造るという最先端の医療です。
http://hosp.nms.ac.jp/category_g/internal1/
の「再生医療科」参照
最初の外来の時、光彦さんが指揮者ということもあってか、
「テレビに出ていただいていいでしょうか?」
ということで、取材が始まりました。
テレビ東京12チャンネル
「ガイアの夜明け」(火曜日夜10時)
7月7日か、7月14日のどちらかに。
入院して、足先が壊死したところから、
手術の様子、その心境、退院まで追ったドキュメントです。
全国ネットの番組なので、隠しておくわけにはいかないですよね。
退院時は、テレビ局の車が家まで送ってくださって、
家の中まで撮影。
ホールでホルンやピアノを弾いたり、
茅ケ崎海岸に行って歩いてみたり、
いろいろなシーンを撮っていました。
ま、何時間分も撮っても、どう編集されるかわからないので、
ちょっと不安もありますが・・・
でも、今回の病気で糖尿病の恐さを実感しました。
母親が痩せているのに血圧血糖値が高かったので、
遺伝も多少あるのでしょうが・・・
だいぶ前に血糖値が高いことは指摘されていたのに、
いくら「病院に行って!」、と言っても
「たいしたことないよ。」
最初は症状もでないので、大変だとは思わないのですね。
ところが、治療せずにほっておくと、こんな恐いことになるのです。
私も、何が何でも病院に連れていけばよかったと
自分を責めたりしましたが・・・!
でも、とにかく大事に至らなかったのは感謝すべきことです。
マルシュもきっと身代わりになってくれたのでしょうし、
助かった身体を大切にしていかなければなりませんね。
そして、今回のテレビのオンエアで、
同じような症状で苦しんでいらっしゃる方が一人でも多く助かるといいな、
と思っています。
恐いような、恥ずかしいようなお話でした m(_ _;)m
2009-06-07 22:39 | コメント(4) | トラックバック(0)
マルシュはお空に・・・
朝、快晴。
午後、激しい雷雨。
近くで落雷。
夕方から雨が上がり、涼風が吹き・・・
そんな中、マルシュはお空に旅立っていきました。
平成21年6月1日、17時15分。年齢不詳。
平成16年4月1日に「保健所から犬猫を救う会」から来て、
5年と2ヶ月。
骨髄性リンパ球性白血病が今年の3月に発覚。
あまり痩せてきたので病院に行ったらそう言われ、
早くて2週間、もって2ヶ月との診断。
でも3ヶ月頑張りました。
その日は人の出入りがはげしい日でした。
植木屋さんが入り、お庭を造ってくださる方がいらして、
生徒とそのお母さまたち、
次々と最期の力で頑張っているマルシュに会ってくださいました。
庭が整然となり、お花が植えられ、さわやかな風の中、
力尽きて楽になったのです。
くすやまホールにいらしてくださって
マルシュをかわいがってくださった方々、
ほんとうにありがとうございました。
彼は幸せだったと思います。
夜遅く、2台ピアノの友人とその子供たちが駆けつけてくれて、
マルシュにかわいいお手紙を読んでくれました。
2ヶ月半ぶりに明日退院する光彦さんには会えなかったけれど、
たぶん、彼の完治を手伝ってくれた気もするし、
もうすぐ天国のクー(前いた犬)のところに行って、
雲の上を走り回るかな?
光彦さんの入院についてはまた次回のブログで・・・
元気なことだけはお伝えしておきます。
ありがとうございました。
2009-06-02 09:24 | コメント(8) | トラックバック(0)